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タグ:スピード持久力

長距離走トレーニングの3分類については、この記事に書きましたが、
わたしはこの3つの中で、2のスピード持久力が一番大切
だと考えて、これを強化するメニューが練習の中心でした。


何故、スピード持久力が重要なのでしょうか?
たとえば、5000mを15分で走りたいという目標を立てるとします。

これを実現するためには、1000mを3分で刻む必要があります。では、
設定タイム3分で1000mのインターバル(つなぎは200mのJog)を5本
やれば15分で走ることができるでしょうか?恐らく、このインターバルを
何とかこなせる人のタイムは、よくて15分20秒〜30秒くらいでしょう。

要は、インターバルトレーニングだけでは、1000mを3分というペースを
持続させる力はつかない
のです。

"1000mを3分"というペースを維持するためには、そのスピードを
維持するだけの筋力が必要になります。そして、スピードを維持する
筋力をつけるためには、楽ではないけれども何とか維持できる
ペース
目標距離の1.5倍〜2.5倍くらいの距離
走る必要があるのです。

これを徹底的に行うことで、走力は格段にあがります。

高校時代、わたしの5000mの自己ベストは15'13"でした。
当時の練習は、インターバルやタイムトライアルが中心で、スピ
ード持久力を強化するためのトレーニングはあまりやっていません。

15'13"という記録は、高校生としては中の上くらいのタイムですが、
ますが、質の高いペース走を取り入れていればもっと速く走れたと
思います。

そんな自分の反省も踏まえ、5000mを専門に取り組んでいる人に
はまず、8000mのペース走から始め、10000m、12000mと距離を
伸ばしていくことをオススメします。

そして、最初に設定した8000mのペースで15000mは走れる力を
つけてください。1週間の練習メニュー等も別途紹介します。


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ロンドンオリンピックの男子マラソン代表 藤原新選手が、自分の練習について語っている新聞記事がありました。そのメニューを見ると、まずペース走によるスピード持久力の養成を行ってから、より負荷の高いスピードトレーニングをしていることが分かり、長距離走におけるスピード持久力の重要性を再認識出来ます。

以下、記事の抜粋です。

「トラックで、1キロ=3分30秒〜40秒のペースでの1万6000メートルから始めた。それがこなせるようになってから、クロスカントリーの12キロに移った。クロカンは負荷が少し高いので、1キロ=3分50秒ペースで。徐々に距離を伸ばしていき、14キロ、16キロ、18キロ、20キロ、もう一度20キロと毎日、走った」

(参照記事は、こちら

藤原選手に練習パートナーがいるのかどうか分かりませんが、1人でこのメニューをこなすためには、設定ペースを確実に維持できるスピード持久力が不可欠です。藤原選手にとって、それを養成するための基礎練習が"トラックでの16000mペース走"なのでしょう。

走力によって設定ペースには差があると思いますが、12000m - 16000mのペース走でスピード持久力を養い、これがこなせるようになってから、より負荷の高いメニューをこなす点は、アスリート志向のランナーの参考になりますね。

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