以前、ランニングのリズムを腕振りで作るという記事を書き、腕振りのポイントとして肘をしっかりと後ろに引くことを挙げました。しかし、肘を引くこと以上に重要なポイントがあることに気づいたので紹介します。

それは、肩甲骨周りの柔軟性です。皆さんは、肩甲骨を自由自在に動かすことが出来るでしょうか?私はほとんど動かすことができず、常に肩が凝っている状態でした。仕事でパソコンの前に座り続けることが多く、ガチガチに固まった肩はマッサージを受けてもすぐに硬くなるため、根本的に改善する必要性を感じ、肩甲骨周りのストレッチを始めたわけですが、その結果、ランニングにもプラスの影響があることに気づいたわけです。

例えば、肩甲骨周りが柔軟になってくると、腕振りが格段にスムーズになります。肘を後ろに引くという以前書いたポイントも間違ってはいないのですが、肩甲骨周りが柔らかくなってくると、腕の付着部ともいえる肩甲骨から動かすイメージで振れるようになりスピードに乗れます。

調べてみると、実業団の陸上部でも肩甲骨周りの柔軟性を高めるためことを意識的に行い、トレーニング器具を導入しているところもありました。京セラ女子陸上部はその一例です。

『肩甲骨のスライドが可能となると、肩甲体を中心としたしなやかな腕ふりが可能となり』、『ろっ骨周りや股関節、下半身にも良い作用をもたらします。』

と言っています。こういったポイントに私自身もっと早く気づきたかったです。

もともと柔軟性のある人の場合、大きな変化は感じないかもしれませんが、硬い人は、これから是非肩甲骨周りの柔軟性を高めるようストレッチなどをしてもらえればと思います。そのための動き等紹介していきます。